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2007年11月25日

翁の舞い

翁の舞い
「翁の舞い」というのか、余興としてやられているのかわかりませんがご紹介します。
翁の舞い
東栄町 月の花祭りも終盤になりこのようなお面の老人が舞いながら登場します。
そして舞い堂を回り、帰ろうとします。
翁の舞い
すると突然 禰宜のような者が現れ、問答が始まります。
「何をそんなに慌てて帰るんじゃ?」
「わしはこれから花屋に行かんならんで、帰るんじゃ。わしは忙しいんだ。」
「帰るのだったら、お礼を申して帰らにゃあ」
「誰にだあ」
翁の舞い
「誰にって、この花の役員衆や笛や太鼓の衆にだ」
「それじゃあお礼を言うかあ、ありがっさま、さあ帰るぞ」
「待て、待て帰るのはまだだ」
「まだ何かあるのか?」
「そうだ、この花を見に来た皆さんにもお礼を言わにゃあ」
「何でわしがこんなやつんとうにお礼を言わにゃあならんだあ?」
「そんなこと言うもんじゃあないぞ」
「そいじゃあ、ありがっさま」
「だめだ、だめだもっと丁寧に言え」
「しょんねえなあ、それでは皆さんたいへんありがっさま」
「よし、それでいいわ。好きなだけ舞ってから帰らっせ」

と、こんなような問答だったと思います。
地元の言葉で大きな声でやっていただいたので解り易く、見ている人からも拍手があったり和やかな雰囲気になりました。




Posted by もしかしたら  at 06:16│Comments(2)
この記事へのコメント
へえ~、面白い掛け合いですねー。さんそうろう の問答を思い出しました。
お礼を表す形になったんでしょうが、素直に言わないとこ、照れくさい んでしょうか?
Posted by totu at 2007年11月25日 08:38
そうですね。
形式ばってお礼を言うのではなく、流れの舞いの中で表現してしまう方式なのでしょうか。
Posted by もしかしたら at 2007年11月25日 13:57
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    コメント(2)