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2010年03月13日

昔の道具「きんま」

昔の道具「きんま」

昔の道具、木材を載せて山から搬出した木馬(きんま)です。
東栄町柿野の民家の壁に保管されていました。
今ではこの「きんま」で木を出すことは殆どありません。
またそんな技術を持った人も歳をとってしまいました。

昔の道具「きんま」

この竹筒の中には「木馬油」が入っていて道に敷かれた木に塗って木馬の滑りを良くします。

昔の道具「きんま」

このソリの底には硬い樫の木が使われています。

昔の道具「きんま」

山から木を積んで下りるときはブレーキにワイヤロープを使います。
ギザギザになっているところはワイヤが擦れたあとです。

昔の道具「きんま」

木馬の幅は後ろが広く作ってあります。
前が9寸、後ろが尺2寸。
自動車の車輪とは逆で、ソリの底は開かせてあります。

私は以前、材木屋でしたので木馬の手伝いをしたことがあります。
木をいっぱい積んで急な山を下りるのは見ているだけで恐ろしいくらいでした。
事故もよく聞きました。
「危険な仕事」であったことは間違いありません。

Posted by もしかしたら  at 07:45│Comments(2)
この記事へのコメント
なつかしい物を見させて頂きました。
小さい頃、神田の山でおやじが木材の運び出し作業を
しているのを見た事を思い出しました。
1本の木材を前に突き出し、その木材にワイヤーを巻き付け(たしか?)、舵をとりながら、木を敷いた急な坂道・木の橋を下ったと思います。
運び終えると、ソリを担いで木馬道を登って行きました。
油が入った筒も思い出しました。
重労働で、大変危険な作業でしたよね。
Posted by おさむ at 2010年03月13日 11:15
よく覚えていましたね。
その通りです。
その時私も一緒だったですがそれは覚えていませんか?

お父さん、とてもよく働いたですね。
それにとてもいい人でした。
私は早く父を亡くしたので私の父でもあったような気がします。
花が大好きでしたね。
いろいろなところに花を一緒に見に行きました。
今 名古屋ドームで開催中のラン展も行きました。
「そんなに買い込んだ?」
と言うと
「そいだって、バカ安いもんで」
と言って笑われました。

ここも暖かくなって花の季節になりました。
あなたのお父さんを思い出す機会も多くなります。
Posted by もしかしたら at 2010年03月13日 23:26
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