もしかしたらⅠ

神田川のこの何と言うことのない風景は,北設の誇りであり、大きなことを言えば日本の原風景のひとつだと思います。
設楽タ゜ムができたら、この板敷川はどうなるのですか。
そのまま維持できるとよいのですが。
川合の板敷川はダムのお陰ですっかり昔の風情は失ってしまいました。
確かに地元では賛否両論いろいろあるでしょうが、結局お国の無策ということでしょうか。
寒狭川の鮎も大丈夫でしょうか。

カミカガノさん
お久し振りです。
コメントありがとうございます。
ここの川は振草川の上流で御殿川といい、天竜水系です。
「設楽ダム」は寒狭川で豊川水系なので、ダムは関係ありません。
寒狭川のアユはダムが出来れば無理かと思います。
国の説明では大丈夫だそうですが、ダムの水を流すと水温が下がってアユが育たないし、餌の苔も腐ってしまうと思います。
ダム下流の大輪というところと、只持というところで大きな川と合流しますが、一番かわいそうなのはダムの直下から大輪の間だと思います。
この間に二つの大きな集落がありますが、不思議なことにあまり反対があったように聞いていません。
アユ釣りをする人が少なかったのでしょうか。
私は振草川の加賀野で網瀬を買っているのでアユを捕るのは心配ありません。
このあたりで一番美味しいアユは月川で捕れたものだそうです。
この川のアユはスイカのようなアユ独特の匂いがします。
そのため月川の網瀬はとても高価です。
きっと水が綺麗な為だと思います。
この月川の上流はここ神田川です。
いつまでも綺麗な水を守っていかねば思っています。

バンコクから失礼します。
天竜水系なのは知っていましたが、振草川の上流だったんですね。

＞いつまでも綺麗な水を守っていかねば思っています。

以前、「何も知らずに暮らしてきてしまって、申し訳なく思っています」とコメントさせてもらったのは、もしかしたらさんも含め、山村に暮らす人たちのそうした思いすら、下流域住民はまるで知らないから（僕自身、ほんの一年前まで知らなかったから）なのです。

仮名Aさんが言われた、忘れられない言葉があります。
Aさんは、色々と難しい立場もあって、設楽ダムに反対するようなことは、間違っても言えない人です。
ですが、僕らが「設楽の自然を、もっと知ってもらおう！」とイベントや活動をするとき、快く、惜しみなく協力してくれる方です。
どうしてあんなに快く協力してくれるのだろうと、不思議に思ったこともありました。

あるイベントのとき、そのAさんが、一人のスタッフにこっそりとこう言ったそうです。
「僕は、何にも言えないんだ。だけど、心は一つなんだ」と。

後日のミーティングでその台詞を聞かされたとき、僕は不覚にも涙を零してしまいました。

設楽ダムの調印は済んでしまいましたが、立ち木トラストも動き出したみたいですね。
参加したいのですが、どうも、海外からでは手続きが難しいようです。
長々と失礼しました。

タイに移動されたようですね。
世界の何処にいてもこんな「やりとり」が出来ることが驚きですね。

設楽ダムの完成は平成３２年の予定です。
ダムを作って試験的に水を溜めて調査をするそうですが、ダムにいっぱい水が溜まるのに2年掛かるのだそうです。
実際は30年にはダムは完成します。
工事は5年もあればいいのだそうです。
取り付け道路などの建設やダムを作る準備が５年掛かり、丁度その頃出来上がるるわけです。

調印は済みましたが、まだまだダム反対の人が私の知人にも大勢います。予定通りにはなかなかいかないでしょうね。

ええ、本当に便利な世の中になったものだと、実感しています。
ほんの１０年もないくらいの間に、インターネットなどの事情も随分と変わってきたのだろうと思います。
カンボジアの田舎町でも、インターネット屋さんが何軒かありました。
観光客向けだけでなく、インターネットを使ったゲームをする地元の人も多くいるようです。

今日の昼ごろ、バンコクを出て、ネパールへ飛ぶ予定です。
できれば、是非ともブータンに行きたいのですが、入国が厳しいのと、お金がかかるのとで、行けるかどうかと思っています。
カトマンズに着いてから、ちゃんと調べてみようと思います。
その後は、いよいよインドです。

インターネット屋さんってネットカフェというところでしょうか？
私はネットカフェというところは行ったことはありませんが。
昨年　ペルーを旅行したとき、田舎町の食堂のようなところで板で仕切った狭いところでパソコンに向かっている若者が大勢いました。
これが「ネットカフェ」というものかとその時思いました。

次はネパールですか。
いいですね。
カトマンズの雑踏もいいですが、私は山の方が好きです（笑）。
ブータン、インドも今は乾季だと思います。
旅行には一番の季節ですね。
楽しんできてください。

日本で言うところの「ネットカフェ」は、インターネットが使えて、お店に置いてある漫画や雑誌なども自由に読むことができて、フリードリンクがあって、注文すればご飯も食べられる、というものです。
「漫画喫茶」で、インターネットができるようになったものですね。

ですが、海外では、そんな便利なことはありません。
インターネットが使えるというだけで、食事はありませんし、もちろんフリードリンクなどありません。
なので、なんとなく、「インターネット屋さん」と呼んでいます。正式には、何と言うのかは分かりませんが。

今は、カトマンズに居ます。明日は、「ホリー祭」の本番だそうです。
町中で、田舎の村々でも、顔料で色を着けた水を、水風船などに閉じ込めて、投げあいます。
せっかくなので、ぐちゃぐちゃになってこようかと思っています。

それで「インターネット屋」というんですか（笑）
理解できます。

いよいよカトマンズに到着しましたか。
カトマンズの雑踏は凄いですね。
私が最初に訪れたとき（’９５年）は市内に一箇所しか交通信号がなかったのですよ。
その後２年ほど前にでかけたときは１０個くらいに増えていました
（笑）。
タクシーなどに乗るとぶつかりそうで怖くて怖くて。
それとやたらとクラクションを鳴らして賑やかですね。

最初にカトマンズに行った時、有名な寺院の前で自由時間になったのですが、たくさんの「お土産売り」に囲まれ、それから何とか逃げて一人でいましたら今度は若い男の子が寄ってきて
「ジャパニーズ、チャイニーズ？」
と訊かれました。
私は困って知らん顔をしていましたら
「ニホンジンデハナイノデスカ？」
と日本語で尋ねられそのあといろいろお話をしたことがありました。
日本人相手のガイドの資格を取る勉強をしているのだそうです。

ネパールには、日本語の上手な人が多いですね。
昨日は、宿の屋上から水風船を投げあったり、道へ出て行って水風船をぶつけられたり、バケツの水をぶっかけられたりしました。

また、「ハッピーホリー！」と良いながら、顔料を顔中に塗りたくるのも、何度かやられました。
この顔料のことを、「ホリー」と言うのだそうです。既婚者が額に着けている赤い顔料や、寺院などで神々の像に塗られている顔料と同じものです。
外国人の女の子は、特に狙われやすいらしく、たまたま出会った同い年の日本人の子は、ちょっと悲惨でした。楽しんでいたようなので、良かったですが。


今日は、歩いてパシュパタナートという寺院へ行ってきました。ヒンドゥー教の寺院で、寺院内の川では、火葬が行われています。
薪をベッドのように組んで、その上に遺体を横たわらせ、川の水にさらしたわらを積んで、燃やしていました。
燃やした後は、川へ落とします。

それを見ながら、僕はやっぱり、最期は土の中が良いな、と思いました。

火葬の様子を見たのですか。
私たちもネパールで早朝、散歩に出かけたグループがやっぱり火葬を見てきました。
「遺体の手が動いた」
と言って大騒ぎをして帰ってきました。
灰は川に流しますのでお墓はないということになります。
インドのガンジーのお墓に行ったことがありますが、お墓ではなくて火葬されたところでした。
食べ物は如何ですか？
「モモ」という水餃子が私は美味しかったです。
「ナン」もいろいろ塗ればいいですね。
体に気をつけてお元気で旅行を続けてください。